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Days Of Future Passed
デイズ・オブ・フューチャー・パスト
(1967年作品)
1 一日が始まる
2 夜明け(夜明けの空)
3 朝(アナザー・モーニング)
4 ランチ・ブレイク(ピーク・アワー
5.昼下がり(永遠の昼下がり)
6 夕暮れ(夕陽とたそがれ)
7 夜(サテンの夜)
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"GO NOW"というヒット曲もあった彼らがメンバーを入れ替えて仕切りなおした1枚目 オリジナル・メンバーのデニー・レインは後にWINGSのメンバーとなります。
”WINGS USA”というアルバムには、この”GO NOW”も入っています。
グループとレコード会社の思惑が1つになってできたこのレコード、ロックとクラシックの融合ってやつです。
1日をテーマにした佳曲が並んでいます。”サテンの夜”はお約束どおりとわいえジーンときますなぁ。 |
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In Search Of The Lost Chord
失われたコードを求めて
(1968年作品)
1 出発
2 ライド・マイ・シーソー
3 ドクター・リヴィングストン
4 4枚の扉の家(パート1)
5 ティモシー・リアリー
6 4枚の扉の家(パート2)
7 青空に祈りを
8 より良き旅路
9 幻のパラダイス
10 アクター
11 ムード |
前作ではロックとオーケストラの合奏という、”当時としては”先進的な試みをおこなったムーディーズですが、本作からは文明の利器”メロトロン”を導入しております。
また、アルバムジャケットも本作以降フィル・トラバースが書いていますし、ビートルズの”Sgt.ペパーズ”ピンク・フロイドの”狂気”などに代表される1枚が1作品という、トータルアルバムでもあります。
いろんな面でムーディーズのスタイルが確立されてきたわけです。
アルバムのタイトルは ドラッグ体験からきたものだそうです。
2.はLIVEでもよく演奏された名曲です。
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On The Threshold Of Dream
夢幻
(1969年作品)
1 導入部
2 うれしき友
3 ディア・ダイアリー
4 センド・ミー・ノー・ワイン
5 愛のくさび
6 君の心に深く
7 今日も明日も
8 レイジー・デイ
9 アー・ユー・シッティング
・コンファタブリー
10 夢
11 ハヴ・ユー・ハード (パート1)
12 航海
13 ハヴ・ユー・ハード(パート2) |
全英チャートで初のナンバーワンになったこのアルバム、自分的にはなーんか暗くておもーい感じです。
その暗さに追い討ちをかけるように
3 ディア・ダイアリーでは日記に愚痴ってみたり、8 レイジー・デイ は、
♪日曜日の午後は憂鬱だ、まっ、テレビでも見るか・・という内容。
現代ではこれを”サザエさん症候群”というらしいですが、1969年すでにイギリスではこうだったのね。
というわけでこれはあまりお勧めしません。(それでもファンか?>おお、ファンじゃ!)
この暗さにいじめられたい人は是非! |
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To Our Children's Children's Children
子どもたちの子どもたちの子どもたちへ (1969年作品)
1 ハイアー・アンド・ハイアー
2 子どもの眼 (1)
3 フローティング
4 子どもの眼 (2)
5 100年のいのち
6 ビヨンド
7 アウト・アンド・イン
8 ジプシー
9 限りなき道
10 キャンドル・オブ・ライフ
11 太陽は輝き続ける
12 1,000,000年のいのち
13 ウォッチング・アンド・ウェイティング
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beatlesにApple ZepにSwanSong とくればムーディズには”THRESHOLD”、アーティストが自身の音楽の飽くなき探求?(もしくは税金逃れ>とほほ、夢がない)のために自身のレーベルを持つことが一般的になったころの作品です。
テーマは宇宙空間から見た地球という壮大なもの。1曲目はお約束のサウンドエフェクト、ドカーンとロケットの発射です!
お話変わって、”三つ子の魂・・・”なんて言いますが、今回紙ジャケ版聴きなおしてるとき、8 ジプシー、とか10 キャンドル・オブ・ライフとか自然に歌えたのに自分でもびっくり。
特に10.お気に入りです。 |
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Question Of Balance
クエスチョン・オブ・バランス
(1970年作品)
1 クエスチョン
2 ハウ・イズ・イット
3 そして波が打ち寄せ
4 ドント・ユー・フィール・スモール
5 かめとうさぎ
6 イッツ・アップ・トゥ・ユー
7 吟遊詩人の歌
8 ドーニング・イズ・ザ・デイ
9 メランコリー・マン
10 バランス
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70年代に入りシンセサイザーの導入も開始!巷にはELP・クリムゾン・YES等々ブリティッシュ=プログレという世はまさに戦国時代へのプレリュードが静かに流れておりました。
また、このアルバムテーマらしいテーマも見当たりません??
しかし、1 クエスチョン 9 メランコリー・マン等、LIVE向けの名曲揃いではあります。
ただ、彼らについてはLIVEレコード(正規版)も数種出ておりますが・・・あのぉー、スタジオ盤で楽しまれたほうがぁー(だから、それでもファンか?>おお、それでもファンじゃ!)
さらに、この人たちのブートには手を出さぬが賢明かと・・・・・・・
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Every Good Boy Deserves Favour
童夢
(1971年作品)
1 プロセッション
2 ストーリー・イン・ユア・アイズ
3 ゲッシング・ゲーム
4 エミリーの歌
5 アフター・ユー・ケイム
6 生命をもう一度
7 ナイス・トゥ・ビー・ヒア
8 家へ帰れない
9 マイ・ソング |
サウンドエフェクト満載の”プロセッション”という曲からはじまるこのアルバム。
これ聴いたとき「おお!ステレオだ!音が右へ左へ動いていく!」と感動したものでした。
”愛のストーリー”というヒット曲も生まれております。
また、このジャケットもかなり象徴的で思わす見入ってしまいます。
全体的には重めの曲が多いです。 |
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Seventh Sojourn
セヴンス・ソジャーン
(1972年作品)
1 失われた世界へ
2 新しい地平線
3 フォー・マイ・レディー
4 神秘な世界へ
5 ユー・アンド・ミー
6 虚飾の世界
7 ホエン・ユー・アー・フリーマン
8 ロックン・ロール・シンガー
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このアルバム発表後、メンバーはソロ活動を開始します。
バンドにとっても”安息日”に突入するわけですが、どうも本作以降は、ムーディーズがピンとこなくなったのも事実・・・(それでもファンです。)
今回の紙ジャケ復刻でもここまで・・ってことはやっぱ?
そんなことはおいといて、このアルバム、当時は”ハイブロウだ”なんてこと書かれていましたが、”5 ユー・アンド・ミー”とか”8 ロックンロール・シンガー”とか名曲揃いの名盤です!
8 ロックンロール・シンガー では、♪僕らは音楽で世界を旅する旅人・・と歌ってますがおそらくお疲れだったんでしょうねー。
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